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樹海の隠し小屋

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…を失った時点で、人生の落伍者になってしまうと思います。

というのは、あくまで私の価値観であり、他の方の価値観とは当然比較できない
ものですから、私がこの基準で他人を判断することがあったとしても、
私の心の中だけに留めます。

とは言っても。この日記は、はじめSNSで書こうと思ったのですが、
看過できない問題発言だと捉える方がいたとき、実生活で無用な軋轢を
生じかねないため、こちらに書くことにしました。
私としても、私への戒めとして、どこかに宣言しておきたいという個人的な
理由があります。

役に立たない勉強はしたくないというのが昨今の風潮みたいですが、
仮に何かの役に立つ勉強があるとすれば、
私はむしろその"何か"というものが何なのかを問いたい。
もしもそれが、知りたいと思うことを学ぶための前提知識となるかどうかの
意味で役に立つかどうかを判断しているのならば、私は特に何も言わない。

しかし、それが職を得ること、あるいは就職に有利な資格を取ることに
役立つから、という、ただ単に金目当ての理由しかないのであれば、
私の判断では落伍者と言わざるを得ない。
もっとも、それによって得た金でさらに学びを求めるのであれば話は違う。
最終的な目的が学びのためであれば、そのために学ぶことを否定する
理由ではない。

理想論を語っている訳ではなく、もちろん金はあるに越したことはない。
その日生きていくだけの稼ぎを得ることだけで精一杯の人だって多い。
しかし、いま議論しているのは、勉強が自由にできる恵まれた環境に
ありながら、学ぶことへの動機がどうあるべきかを問題にしている。
もっとも、現段階では自由に勉強が出来ても、どうしても近いうちに
すぐ手に職をつける必要のある人だっている。そのような人に、
向上心を持てと言うことは酷かもしれない。
しかし、もしその人が学びに対する向上心を持っているのであれば、
須らくそれを実現されるよう、社会は手を差し伸べるべきであろう。
残念ながら、学びにはどうしても先立つものが必要になる。

だからこそ、いま運良く自由に学べる立場の人は、世界で最も幸せな
人々であり、そうでない人々に対して最大限の謙譲をしなければならない。
そして、もし意欲がないならば、さっさとその権利を投げ出さなければ
ならない。学問に対する喜びを理解できる人でなければ、学ぶ資格はない。
今の若い人を見ていると、その多くは本当に認識が甘いと感じます。
それでも私の周囲では、その点に関してはずいぶんと優秀な人が
揃っていると信じたい。

私がもし人の親という立場にあったとすれば、子供の教育にお金を
かけられるということが、親としての最大限の喜びであるし、かつそれが
親としての義務だと思います。
自分のやりたいことを追求できるということは大きな幸せですので、
それができるだけの環境を作るという意味での投資について厭う理由がない。
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